2011年03月13日
瀬留の垣漁
垣漁とは海岸に石を積んで石垣を作り満潮時にこの石垣内に入ってきた魚たちが干潮時に逃げ遅れたのを網などで捕らえるという素朴で単純な漁のことです。この垣漁は奄美大島では笠利町、龍郷町、瀬戸内町の海岸で行われていたようです。奄美大島北部では垣の所有が私有的であったようですが瀬戸内町では集落で共用されていて戦後もしばらくは利用されていたようです。
笠利町では、この石垣を潮垣(マシャンキリ)といい手花部(テケブ)集落の海岸で跡が見られるようです。徳之島松原では海垣をハジャミャとかハジバといい、干瀬(ヒシ)に並べられていた。沖縄県では魚垣漁(ナガキリョウ)といわれ伊良部島、小浜島で垣漁が行われていたようです。
満潮時にキビナゴの群れが垣内に入ると中央の入り口を素早く網でふさぎキビナゴを捕ったり、干潮時に逃げ遅れた魚を捕ったり、石垣の隙間にいるカニなども捕っていたようで、大小の竹カゴや網ですくいとる方法や両足をV字形に伸ばして座り、そのまま前進して脚にふれる魚などを素早くつかまえたりしていたようです。

笠利町では、この石垣を潮垣(マシャンキリ)といい手花部(テケブ)集落の海岸で跡が見られるようです。徳之島松原では海垣をハジャミャとかハジバといい、干瀬(ヒシ)に並べられていた。沖縄県では魚垣漁(ナガキリョウ)といわれ伊良部島、小浜島で垣漁が行われていたようです。

満潮時にキビナゴの群れが垣内に入ると中央の入り口を素早く網でふさぎキビナゴを捕ったり、干潮時に逃げ遅れた魚を捕ったり、石垣の隙間にいるカニなども捕っていたようで、大小の竹カゴや網ですくいとる方法や両足をV字形に伸ばして座り、そのまま前進して脚にふれる魚などを素早くつかまえたりしていたようです。
Posted by buki1950 at 09:24│Comments(0)