2010年09月30日
虎踊り

福澤畩利(けさとし)勝能区長の挨拶で始まった豊年祭は古仁屋在住の集落出身者等の踊りや、集落婦人会の踊り等土俵上で相撲を取る組数より多く芸能祭の形相でした。
仮面をかぶった踊りは、諸鈍シバヤの踊りにも似ていて相当の影響を受けているものと推察できる。
同集落が門外不出の伝統芸能の「虎踊り」は、虎は悪霊を意味し面をつけた侍が槍や太刀で退治すれば、無事厄払いされたことになるという。
戦後多集落で披露した所、不幸が重なったため門外不出になったとされる。
この日も体調約2メートルの虎を、男が2人が息を合わせて口を大きく開けたり閉じたりしながら、頭としっぽを振って土俵の周りを歩くと、会場は熱気と笑いに包まれた。
最後に、周囲を威嚇しながら闊歩する虎を、侍が見事仕留めると大歓声でに包まれた。
Posted by buki1950 at 15:45│Comments(0)
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