2010年08月07日
アカギカメムシ
http://smcb.jp/_as01?album_id=588465
アカギカメムシは、卵(たまご)から成虫 (せいちゅう)までほとんど集団(しゅうだん)で生活(せいかつ)します。まず、めす成虫150〜200個(こ)の卵を、アカメガシワなどの葉 (は)の裏(うら)に六角形(ろっかけい)のかたまりで産(う)みつけます。めすは、その卵におおいかぶさるようにして、卵がかえるまで守(まも)ります。
生(う)まれた幼虫 (ようちゅう)は、しばらく、同(おな)じ卵のかたまりから生まれた幼虫どうしで行動(こうどう)します。幼虫は、アカメガシワなどの実(み)から汁(しる)を吸(す)って成長(せいちょう)します。少(すこ)しずつ行動範囲(はんい)がひろがって、ほかの卵のかたまりの幼虫と混(ま)ざっていきます。
幼虫から成虫になる羽化 (うか)も、集団のなかです。まわりの幼虫や成虫の間(あいだ)で、ちゃんとはねが伸(の)ばせるのがふしぎなくらいです。
成虫になってからも、集団での生活は続(つづ)きます。沖縄本島(おきなわほんとう)では、5月と6月に2回(かい)続けて繁殖 (はんしょく)し、7〜8月にいちばん大(おお)きな集団になります。この集団は、12〜1月まで見られます。体長(たいちょう)19〜26mm。ほかの地域(ちいき)で見られることもありますが、安定(あんてい)して見られるのは、奄美大島(あまみおおしま)、沖縄本島(おきなわほんとう)、石垣島(いしがきじま)、西表島(いりおもてじま)です。
奄美大島 龍郷町長雲峠にて
説明解説:昆虫写真家 湊 和雄氏HPより抜粋

アカギカメムシは、卵(たまご)から成虫 (せいちゅう)までほとんど集団(しゅうだん)で生活(せいかつ)します。まず、めす成虫150〜200個(こ)の卵を、アカメガシワなどの葉 (は)の裏(うら)に六角形(ろっかけい)のかたまりで産(う)みつけます。めすは、その卵におおいかぶさるようにして、卵がかえるまで守(まも)ります。
生(う)まれた幼虫 (ようちゅう)は、しばらく、同(おな)じ卵のかたまりから生まれた幼虫どうしで行動(こうどう)します。幼虫は、アカメガシワなどの実(み)から汁(しる)を吸(す)って成長(せいちょう)します。少(すこ)しずつ行動範囲(はんい)がひろがって、ほかの卵のかたまりの幼虫と混(ま)ざっていきます。
幼虫から成虫になる羽化 (うか)も、集団のなかです。まわりの幼虫や成虫の間(あいだ)で、ちゃんとはねが伸(の)ばせるのがふしぎなくらいです。
成虫になってからも、集団での生活は続(つづ)きます。沖縄本島(おきなわほんとう)では、5月と6月に2回(かい)続けて繁殖 (はんしょく)し、7〜8月にいちばん大(おお)きな集団になります。この集団は、12〜1月まで見られます。体長(たいちょう)19〜26mm。ほかの地域(ちいき)で見られることもありますが、安定(あんてい)して見られるのは、奄美大島(あまみおおしま)、沖縄本島(おきなわほんとう)、石垣島(いしがきじま)、西表島(いりおもてじま)です。
奄美大島 龍郷町長雲峠にて
説明解説:昆虫写真家 湊 和雄氏HPより抜粋

Posted by buki1950 at 16:01│Comments(0)
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