2013年07月02日
イトバショウの花実
イトバショウです!食用には向いていません。おいしそうに見えますけどね!
芭蕉(ばしゃ)から採取した繊維で、芭蕉布(バシャギン)を織っていましたね。
一反のバシャギンを織るのに、二百本のバシャが必要だったそうです。
バシャ山という有名な言葉がありますが、昔々器量の整なわない娘を持った親が、イトバショウの山を持参金としてつけて持たせた事から、その名がついたと言われています。
琉球王国では大規模なバショウ園で生産されたそうですが、一般家庭では有力者しかバシャ山は持てなかったようです。
とても細い繊維の為、夏の着物、蚊帳、座布団等に利用しているようです。
薄茶色の着物は灰による精錬作業のため、真っ白にはならないからです。
この無地織か、テーチギの濃茶色、そして沖縄では琉球藍で染めた「クルチョー」と呼ばれる藍色に人気があるそうです。

芭蕉(ばしゃ)から採取した繊維で、芭蕉布(バシャギン)を織っていましたね。
一反のバシャギンを織るのに、二百本のバシャが必要だったそうです。
バシャ山という有名な言葉がありますが、昔々器量の整なわない娘を持った親が、イトバショウの山を持参金としてつけて持たせた事から、その名がついたと言われています。
琉球王国では大規模なバショウ園で生産されたそうですが、一般家庭では有力者しかバシャ山は持てなかったようです。
とても細い繊維の為、夏の着物、蚊帳、座布団等に利用しているようです。
薄茶色の着物は灰による精錬作業のため、真っ白にはならないからです。
この無地織か、テーチギの濃茶色、そして沖縄では琉球藍で染めた「クルチョー」と呼ばれる藍色に人気があるそうです。
