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buki1950
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写真大好きおじさんです!
キヤノンカメラを愛用して約40年、シマでの写真ライフを楽しんでいます!
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2013年03月15日

山の神(おがみ山)

皆さんは「山の神』の碑が「おがみ山」にある事をごぞんじですか!
普段は通り過ぎていく場所にあるので、わかりづらいと思います。
それにロープを伝わらないと登れない事もあり、その存在は大工さんや建設関係の方々にわかっているだけでした。
でも、最近では歴史や史跡を勉強する皆さんが増えて、訪れる人が増えたようです!
興味のある方は、一度ご覧ください。
山の神について林蘇喜男氏が次のような祭文を紹介しています。
山林従事者、大工などの間では、各家々で山の神祭壇があり、毎朝、祭文をとなえておがむ習わしである。
「野山人口の33333人の神様 
  中山に座したまう33333人の神様
  奥山に座したまう33333人の神様 
  合計99999人の神様にお祈り申しあげます。
  あらきもの除きたまえ。」
あらきものとは、ハブを意味する。不浄の総称でもある。以上のようなことをとなえ、
あとは、交通安全、家内の安全と健康などを祈願する文句をつけくわえる。

 奄美の中心に位置する住用村は三太郎峠をはじめとして山が深く、林業がさかんな土地柄である。
古から、奄美の人々は山へ入る時は、ハブを畏れ山の神に対し呪文を唱えていたようである。
山のあらゆるところに神々が住んでいるという発想は神道だけに限らない。
仏教においても、お釈迦さんは一木一草にも仏性ありとして、自然界のありとあらゆる物に
生命の尊厳を認めている。今、平田市長がトンネルをぶち抜こうとしているお神山にも
何億何千万という数えきれない神仏が宿っている。このことは3千年も昔にお釈迦様が言明
していることである。
お神山の神々に申し上げる。
汝を毀損せんとする輩を排除したまえ!
奄美の山々に存する総ての神々よ
お神山の神々に手をさしのべたまえ
総ての霊力と神通力を発揮せらんことを!
奄美徒然草さん、参照。
山の神(おがみ山)
山の神(おがみ山)
山の神(おがみ山)
山の神(おがみ山)
山の神(おがみ山)


Posted by buki1950 at 13:10│Comments(0)
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