2012年11月19日
農業試験場(浦上町)
明治35年に大島農業模範場として金久村に設立された。時代の要請により,県立糖業試験場あるいは糖業講習場となり,さらに昭和10年に,鹿児島県立農業試験場米麦原種場を合併し,総合試験場の体制を取り,鹿児島県立農業試験場大島分場となった。 戦後の行政分離期間中は,大島産業試験場,ついで大島研究指導所となったが,奄美群島の日本復帰に伴い,県立農業試験場となった。昭和29年から奄美群島復興特別措置法に基づき施設の整備強化を図り,これを機会に昭和31年7月に現在の地に庁舎を移した。そして,昭和33年4月に名称を県立大島試験場大島支場と改称し,現在に至っている。昭和43年からは,ミカンコミバエの防除に取り組み,その撲滅に成功し,今では奄美産のスモモやミカン類が自由に本土移出できるようになった。現在は,ウリミバエの防除に取り組んでいる。
その他にも、奄美向けスプレーギクの優良品種の選定等成果が期待されている。

その他にも、奄美向けスプレーギクの優良品種の選定等成果が期待されている。

Posted by buki1950 at 14:35│Comments(0)