2012年10月10日
蘇鉄の実
2008.12月の祖国新聞記事から
海外で砂漠緑化に貢献し観葉植物としても人気があるソテツ(蘇鉄)の自生地、鹿児島県・奄美大島で真っ赤な実が収穫最盛期を迎えている。生産農家にとっては、正月を前に貴重な“外貨獲得”のチャンス。このシーズンに約300万円の収入を得る農家もあるという。
奄美産ソテツはここ10年来、海外で好評。大手商社が輸出した実は、コスタリカやホンジュラスで苗木に仕立てられ、鉢植えや街路樹にするため欧州などの国々へ。アフリカやオーストラリアでは砂漠の緑化にも活用される。
奄美大島の南部、瀬戸内町森林組合の「蘇鉄赤なり工房」には、収穫したばかりの実が次々に運び込まれ輸出用に加工。
組合は昨シーズン、65トンを輸出用に出荷、約1500万円を売り上げた。今季は世界的不況と円高で3、4割の価格低下が予想されるが、出荷量を増やしてカバー。ソテツのさらに多様な資源活用も目指しており「成分からバイオ燃料や薬品を開発できないかと問い合わせも受けている」
今年のソテツ実もたわわに熟れて収穫を待っている。
従前なら各家々でなり味噌を造る準備が始まる頃でもある。



海外で砂漠緑化に貢献し観葉植物としても人気があるソテツ(蘇鉄)の自生地、鹿児島県・奄美大島で真っ赤な実が収穫最盛期を迎えている。生産農家にとっては、正月を前に貴重な“外貨獲得”のチャンス。このシーズンに約300万円の収入を得る農家もあるという。
奄美産ソテツはここ10年来、海外で好評。大手商社が輸出した実は、コスタリカやホンジュラスで苗木に仕立てられ、鉢植えや街路樹にするため欧州などの国々へ。アフリカやオーストラリアでは砂漠の緑化にも活用される。
奄美大島の南部、瀬戸内町森林組合の「蘇鉄赤なり工房」には、収穫したばかりの実が次々に運び込まれ輸出用に加工。
組合は昨シーズン、65トンを輸出用に出荷、約1500万円を売り上げた。今季は世界的不況と円高で3、4割の価格低下が予想されるが、出荷量を増やしてカバー。ソテツのさらに多様な資源活用も目指しており「成分からバイオ燃料や薬品を開発できないかと問い合わせも受けている」
今年のソテツ実もたわわに熟れて収穫を待っている。
従前なら各家々でなり味噌を造る準備が始まる頃でもある。



Posted by buki1950 at 16:01│Comments(0)
│自然