2012年06月21日
ソテツ雄花
現存する種子植物で最も原始的な植物はソテツです。ソテツは雌雄異株で雄株には雄花・雌株には雌花つきます。そしてこれらの花は最も原始的な形をしています。また、受精の時に花粉管の中に精子ができます。
雄花といっても、これは、多くの鱗片状(りんぺんじょう)の雄しべの集まりで、雄花序といったものです。
鱗片状の雄しべの裏側には写のように沢山の葯(やく)がついています。葯が破れて沢山の花粉が風にのって雌花の胚珠に運ばれます。胚珠に運ばれた花粉は、花粉管をのばして珠孔から入り精子ができて胚珠内の卵細胞と受精します。<種子植物で精子を作るのはソテツとイチョウだけです。>
この雄花が枯れてしおれる頃には、梅雨が明けると言われています。

雄花といっても、これは、多くの鱗片状(りんぺんじょう)の雄しべの集まりで、雄花序といったものです。
鱗片状の雄しべの裏側には写のように沢山の葯(やく)がついています。葯が破れて沢山の花粉が風にのって雌花の胚珠に運ばれます。胚珠に運ばれた花粉は、花粉管をのばして珠孔から入り精子ができて胚珠内の卵細胞と受精します。<種子植物で精子を作るのはソテツとイチョウだけです。>
この雄花が枯れてしおれる頃には、梅雨が明けると言われています。

Posted by buki1950 at 13:37│Comments(0)
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