2012年02月01日
湯湾岳






湯湾岳は奄美大島の最高峰(標高694.4m)あります。3,000mm近い年間降水量と20度を超す年平均気温と言われています。
亜熱帯気候により、スダジイなど常緑広葉樹のうっそうとした原生林が育まれ、直射日光が当たらない森の中は木生シダのヒカゲヘゴやオオタニワタリなどが原始の森を思わせる景観を作り出しています。ここには、アマミノクロウサギ、オーストンオオアカゲラ、オットンガエルなど数多くの貴重な奄美・南西諸島の固有種が生息しており、頂上付近全体が国の天然記念物、国定公園特別保護地区に指定されています。また、奄美大島の開祖といわれるシニレク、アマミコが降り立ったといわれる伝説の霊山としてまつられています。
湯湾岳頂上への登山口は二つあり、大和村の奄美フォレストポリスからは車で約20分で登山口に着きます。登山口から頂上までは約15分程度ですが、途中の景観や植物等を撮りながら登るといい時間になります。頂上付近のの神社まではボードウォークが整備されています。もうひとつの登山口は宇検村の湯湾岳展望台にあり、登山口から頂上までのルートは昔ながらの山道になっていて、頂上までは約50分位か借ります。
今回は大和村側から登りましたが、8〜9合目辺りのボードウォークの横側には赤い花の「ユワンツチトリモチ」がたくさん顔を出していました。頂上付近の広場には見晴台が寄贈されていて、風に揺れますが眼下が一望出来ます!頂上まではぬかるみに足を取られながら進みましたが、山道の両側はきれいになぎ払われ手入れされていました。
夕方4時30分を回ってしまったので、急ぎ下山しますが途中でもいろいろと目を奪われ、シャッターを押し続けていました!
電灯を忘れていたので危ない所でした。
でも、早朝3時頃から登ってもいるので心配はしませんでしたが、一人での登山は十分に注意をしましょう。
Posted by buki1950 at 22:27│Comments(0)
│自然