2011年07月01日
泥染め
奄美には大島紬の産業がある。
近年は日本人の着物離れで衰退の一途をたどっているが、それぞれの分野で職人技が必要とされており、「泥染め」のその一工程である。
原料になる糸やムシロ(糸を束ねて締め上がった状態の物)をテーチ木(車輪梅)の煮汁で染め、染めては絞り、染料を入れ替えては又染めるを繰り返します。(1回では染まらない)
その後、泥田でテーチ木染めした糸やムシロを泥の中に含まれる鉄分で焙煎するのです。
自然界に存在する鉄分とテーチ木との出会いで初めて泥染めが成り立ちます。
このような行程を3〜4回繰り返し行い、風合いの良い泥染めに仕上げるのです。
今日の写真は最終仕上げの段階でしょうか、山合の清水で余分な物を洗い落としているようです。
奄美の大島紬はこのようにして独特の黒褐色の風合いが生まれます。
すべてが自然からの贈り物ですから、大自然を大事に育てないといけないのです。



近年は日本人の着物離れで衰退の一途をたどっているが、それぞれの分野で職人技が必要とされており、「泥染め」のその一工程である。
原料になる糸やムシロ(糸を束ねて締め上がった状態の物)をテーチ木(車輪梅)の煮汁で染め、染めては絞り、染料を入れ替えては又染めるを繰り返します。(1回では染まらない)
その後、泥田でテーチ木染めした糸やムシロを泥の中に含まれる鉄分で焙煎するのです。
自然界に存在する鉄分とテーチ木との出会いで初めて泥染めが成り立ちます。
このような行程を3〜4回繰り返し行い、風合いの良い泥染めに仕上げるのです。
今日の写真は最終仕上げの段階でしょうか、山合の清水で余分な物を洗い落としているようです。
奄美の大島紬はこのようにして独特の黒褐色の風合いが生まれます。
すべてが自然からの贈り物ですから、大自然を大事に育てないといけないのです。



Posted by buki1950 at 12:18│Comments(3)
│伝統文化
この記事へのコメント
泥染職人、父です。
写真のっけて頂いてありがとうございます。後日、あの場所へ洗物に行くと早速家族できてました!!
いい場所だったですね~
写真のっけて頂いてありがとうございます。後日、あの場所へ洗物に行くと早速家族できてました!!
いい場所だったですね~
Posted by 山元 at 2011年07月06日 00:21
泥染職人、父です。
写真のっけて頂いてありがとうございます。後日、あの場所へ洗物に行くと早速家族できてました!!
いい場所だったですね~
写真のっけて頂いてありがとうございます。後日、あの場所へ洗物に行くと早速家族できてました!!
いい場所だったですね~
Posted by 山元 at 2011年07月06日 00:22
山元さんへ
大変お世話になりました。
きれいな水の川で、癒されました!
大島紬も泥染めも、もっともっと盛んになる事を期待します。
島の自然は最高です!
大変お世話になりました。
きれいな水の川で、癒されました!
大島紬も泥染めも、もっともっと盛んになる事を期待します。
島の自然は最高です!
Posted by buki1950
at 2011年07月08日 10:12
